第29話 イインダヨ~、スゴスゴインダヨ~
ネジが島中の空をヒラヒラと舞う赤フン。そしてどこからともなく『イインダヨ~』の声が聞こえてくる──。ネジ屋にまたもネジキール卿が現れた。さらには、ヘボットのパーツが体に組み込まれたような謎の男も現れる。彼らはヘボットをみるなり飛んで抱き着き、困惑のヘボネジコンビに、自分たちは“未来のネジル・ネジール”なのだと告げる。 ここに至るまでの経緯をみんながみんな好きに語り始めるため、主張がゴチャゴチャに入り混じって全く話が進まず、しびれを切らしたチギルがついにダメ出しを入れた。と、そこに『話が進まなくてもイインダヨ~』と肯定するあの声が。ヒラヒラと宙を舞う赤フンが現れ、それをチギルが剥ぎ取った!すると“スゴスゴインダーネジ”と名乗る不思議なボキャネジが姿を現した。突如姿を現したこの喋る!光る!デカい!DXなボキャネジに興味津々の一同。みんなで色んな遊び方を試していると、スゴスゴインダーネジは自由を求めて遠く彼方へ飛んで行ってしまったのであった。
- 脚本:冨岡 淳広
- 絵コンテ:石平 信司
- 演出:関田 修
- 作画監督:犬塚 政彦/中智 あすか/山口 光紀